新卒&第二新卒特集 2019就活最新NEWS

春、卒業や進学の季節ですね! 就職活動もいよいよ本格化。
合同企業説明会やインターンシップなど、さまざまな活動がスタート!
今回の特集では、沖縄県商工労働部 雇用政策課 下地さんに就活に関わる質問をしました!
みなさんぜひ参考にしてくださいね!

お話をうかがったのは…

沖縄県商工労働部 雇用政策課 課長
下地 康斗

沖縄県商工労働部 雇用政策課

「みんなでグッジョブ運動」など沖縄県の雇用情勢の改善に取り組む部署。
最新情報が満載のHPは閲覧必須ですよ! ぜひチェックしてね!

住所/那覇市泉崎1-2-2 8F
開室時間/8:30~17:15
TEL/098-866-2324
https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/koyo/


文部科学省の「学校基本調査」によりますと、平成30年3月に大学を卒業して就職した方のうち、正規雇用の方の割合は、全国が96.1%で、沖縄県は88.4%となっています。昨年度と比べ改善しているものの、正規でない方の割合は、沖縄県は全国の約3倍となっています。(図①)

【図① 新規学卒就職者の正規・非正規の割合】

正規の者の割合 正規でない者の割合
全国 96.1 % 3.9 %
沖縄県 88.4 % 11.6 %

【文部科学省「平成30年度 学校基本調査」】

一方、労働者全体を見ますと、非正規労働者の割合は、全国が38.2%で沖縄県は43.1%となっています。その中で30歳未満の若年者の非正規の割合は47.5%となっており、若年者の非正規の割合が高くなっています。(図②)

【図② 非正規労働者の割合(平成29年)】

全体 若年者(30歳未満)
全国 38.2 % 36.5 %
沖縄県 43.1 % 47.5 %

【総務省「平成29年 就業構造基本調査」】

離職の状況を見てみますと、新規学卒就職者の3年以内の離職率は、沖縄県の場合、高卒で52.3%、大卒で39.5%となっており、いずれも全国と比べて非常に高くなっています。(図③)

【図③ 3年以内離職率(平成27年3月卒)】

高卒 大卒
全国 39.3 % 31.8 %
沖縄県 52.3 % 39.5 %

【沖縄労働局発表資料より】

若年者の離職の主な理由としては、一般的に、企業と従業員との間で生じる技術・技能のミスマッチ、雇用条件・雇用環境などのミスマッチが挙げられます。また、若年者の離職率は全国的にも高いのが特徴ですが、本県では特に1年以内の離職率が高く、若年者の就業意識や、賃金・労働時間などの雇用環境、他県に比べて非正規の割合が高いことなどが挙げられます。

県としてもこれらの課題を解決するため、インターンシップや正規雇用を促進する事業などを実施し、また経済団体などに対して雇用環境改善の要請を行っております。


県教育庁では、豊か な人間性や社会性、望ましい勤労観・職業観を育み、進路指導の充実や、職業人としての基本的なマナーや異世代とのコミュニケーション能力の育成を図ることを目的に、全日制の県立高校59校でインターンシップを実施しており、平成29年度は15,137名が参加しております。

雇用政策課では、県内高校生の就業観の醸成や視野の拡大を図り、早期の進路決定を促し、就職内定率の改善を図ることを目的とした県外インターンシップを実施しており、平成29年度は72名の高校生が参加しております。また、県内大学生等を対象に、幅広い職業観の育成と就業意識の向上を図り、就職のミスマッチや早期離職の防止を目的に、県内中小企業においてインターンシップを実施しており、平成29年度は182名が参加しております。さらに、グローバルな就業観の醸成と積極性の向上や、海外ビジネス習慣等への理解を深めるための海外インターンシップを実施しており、平成29年度は短期(約14日)で131名、中期(約1か月)で14名が参加しております。


経団連の就活ルール廃止の決定を受け、国は学生への影響を最小限にとどめるため、当面は面接解禁時期を大学4年の6月とする現行の仕組みを維持し、2022年春以降については、来年度議論して決める予定です。

学生の皆さまには、就活ルールや県内企業の動向など、情報収集に留意して頂きたいと思います。また、企業におかれましては、採用計画の策定や早期の求人票の提出に取り組んで頂きたいと思います。


 県経済の拡大や観光客数の増加等により、平成30年の沖縄県の有効求人倍率は1.17倍で、復帰後過去最高値を記録していることが大きな要因と考えております。また、県立高校では就職支援員を配置し、県内大学等ではキャリア支援課にコーディネーターを配置するなど、学生の就職に関する個別相談や、新卒応援ハローワークや沖縄県キャリアセンターによる総合的な就職支援により、就職内定率の改善に繋がっていると考えられます。

12月~1月にかけて就活のキックオフセミナー等が開催され、3月1日から会社説明会がスタートし、経団連加入の企業においては、今年も採用選考活動の解禁が6月1日からとなり、いよいよ就職・採用活動が始まります。

沖縄労働局の発表では、今年の3月に卒業する方の就職内定率の状況は、平成30年11月末時点で高校生、大学生ともに昨年度の同時期に比べて上昇しており、2年連続の求人倍率が1倍を超えるなど雇用情勢が改善してきていることもあり、県内企業の人材獲得に向けた採用活動が活発化している様子がうかがえます。

企業におかれましては、正規雇用化やワーク・ライフ・バランスの推進など「働きやすい環境づくり」に積極的に取り組み、人材の確保・育成に努め、労働生産性の向上に繋げて頂きたいと思います。

また、学生の皆さまには、いわゆる売り手市場だからといって気を抜かず、学内のキャリア支援課の利用や、新卒応援ハローワークや沖縄県キャリアセンター等を有効活用し、企業研究や自己分析、面接対策等を早期に取り組んで頂き、会社説明会・合同企業説明会などに積極的に参加し、臆せず企業ブースを訪問して情報収集を行い、希望する企業の内定を掴み取って下さい。

就職はゴールではなく、社会人としてのスタートです。様々な分野で活躍されることを大いに期待しておりますので、いろいろなことにチャレンジし、自分の可能性を広げ、自らの手で幸せな人生を築いて頂きたいと思います。


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